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あけましておめでとうございます!!!


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あけましておめでとうございます。

今シーズンは雪の降りはじめが遅くて、ヤキモキさせられましたが、
クリスマス前には山上部分、12月28日には大規模な降雪があって、
グリンデルワルトはパウダースノーでの年越し、となりました。

日本でも最近は一時期に比べますとスキーブームと言っても良いほど、
各スキー場は大盛況ですが、
年末年始のヨーロッパアルプスはそれに輪をかけて、
いつもいつもどこのリゾートも大賑わい。

時間帯や乗り物を間違えると1時間や2時間はゴンドラの行列の中で過ごすことになります。

そこは我々、地元に住むガイドの腕の見せどころでして、
大勢のスキー客の人の流れがわかっていますから、それを避けて案内したりします。

例えば、休日のシルトホルンエリア。
ロープウェイのボトムステーション、シュテヘルベルクから乗ってはいけません!
日帰りスキーヤーが車で来て、みんなここから乗車しますので、待ち時間の長いこと!
しかし、
ラウターブルンネンからグリュッチアルプ方面に上がっていけば、
スイスイでございます~。

後はお天気が悪い日。
グリンデルワルトだと村と山では、1000m以上の標高差がありますので、
グリンデルワルトの天気予報はスキー場の天気予報ではないのです。
しかし、スイス人でもけっこうこれに気づいていないので、そういうお天気の時は、
スキー場はすご~く空いているんです。
村で雨でも山上は快晴。綺麗な雲海を見ながらスキーも出来ますよ。


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1月4日は村では雨でしたが、山の上はパウダースノー!

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人のいないゲレンデやバックカントリーは最高ですね!


何はともあれ、ヨーロッパアルプス、スイスでは素敵なシーズンが始まりました。

今年はパウダーバーン、創業30周年の記念すべき年となりますので、
新しいスキーツアー作りのBIGプロジェクトが進行中です。

まだ、ちょっとお話しできないのですが、
2015-2016シーズンには、
きっと今までにない面白いヨーロッパスキーを提案できると思います。

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それでは今年も宜しくお願い申し上げます。



Powder Byrne YOSHI



ハイシーズン突入

今シーズンは11月にたくさんの雪が降った、かと思えば、
12月に入ってから快晴続きであたたかく、雪が村にないままクリスマスを迎えたグリンデルワルトでした。

昨夜は久しぶりの雪で午前中には晴れてきまして、
アルプスのパターンですが、
スキー場のほうはかなりコンディションが、よくなりましたよー。

年末にかけて同じく天気予報は雪マーク!

たくさんのお客さんが詰めかけているので、雪は嬉しい!

ちょっと遅くなっちゃいましたが、
これからどんどんよくなりそうなアルプスのスキーリゾートたちです。

ヨシ

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歩いて、歩いて、歩いて・・・滑る!


ちょっと前の話になってしまいますが、

2月5日と6日で、

Lobhornにツアー&バックカントリースキーに行ってきました。

まずはグリンデルワルトからは列車でツヴァイリュチーネン、
(この日はたまたま機械トラブルで列車の代わりにバス運行でしたが)

そこで乗り換えて、ラウターブルンネン。

ここまでは皆さんがシルトホルンエリアにスキーに行くのと同じ。

しかし、ここでローカルバスに乗り換えてIsenfluhに向かうところが大きな違い!

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Isenfluhからは人が来たら乗せてくれる赤い小さなゴンドラでSulwaldへ上がります。

ちなみにここは冬はソリ遊びのメッカでして、

なかなか面白くなが~いそりコースがありまして、主に家族連れのお客さんで、

賑わっていたりするのです。

さてさて、

私たちはここでまずは腹ごしらえをいたしまして、

いよいよ歩きはじめます。

ツトムはスキーにシールを履かせてツアースキースタイル。

ヨシは得意のスノーシューでスキーを担いでいきます。友人Sもスノーシュー。


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SulwaldからLobhorn小屋までは夏のハイキングで、2時間弱。

雪道を上ると3時間くらいかな・・・と覚悟していたんですが、

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まあまあ、ペースは悪くなくって、途中、雪も降ってきたりしたけど、

丁度、ぴったり2時間で到着!

スノーシューの登坂応力はわかっていたけど、

かなり急な登りもあったので、ツアースキーのシールの威力にもちょっとびっくり。

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Lobhorn小屋はスイスの山小屋では珍しく冬期も営業しています。


しかし、週末以外はオーナーも管理人さんもいなくって、


鍵を事前に借りて、利用させてもらう仕組み。


なので、貸し切りになることが多いんです。

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キッチンを使わせてもらってもちろん自炊。


今晩のシェフはツトム。


っていうかこういう時は気の利くツトムにいつも任せっきりです(すいません・・・笑)。


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スープとリゾットでした。


いっぱい歩いて疲れていたせいか、ツトムの味付けが良かったのか、


それは今となってはわかりませんが(笑)、


とにかくメチャメチャ美味しい夕食でした!!!


ヨシはストーブ係。


暖炉はもちろん、キッチンの調理器具も薪です。


実は小学校低学年の時は我が家は薪でお風呂を焚いていたし、


学生時代にペンションで山籠もりをしていたときに暖炉係だったので、


この作業をことのほか得意です(なぜか意外に思われますが・・・)。


しかも、スイスは乾燥しているのと外気との気温差が激しいので、簡単にあっという間に火が付きます。


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とにかく静かな冬の山。


外気温がマイナス5度から10度くらいです。


小屋の中は暖炉をおもいっきりファイヤーさせているときで25度くらいまで上げることが出来ます。


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見えている夜景、夜の明かりはWENGENの灯です。



シャワーはありません。


あしからず。



目が覚めると天気予報がバッチリも好天!



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今日はLobhornという奇峰までさらに登っていきます!


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壮大なユングフラウエリアの山々をバックに登ります!


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とにかく登ります。


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2時間くらい歩くと、


目指していたLobhornの岩峰に触れられるところまでたどり着きました。


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丁度、Lobhornの肩部分は風の通り道になっているらしく、


強風に煽られながらもここでスキーの装着。



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やっと・・・


やっと、滑ります!




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ひゃ~!



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素晴らし~!!!






この日のオフピステは上部が2cmくらいクラストしているところもあって、


技術的にはひじょーに難しい状況もあったりしたんですが、


障害物が何もないし、案外日本よりも安全だったりします。


それとヴァリス州だとこれくいらいのエリアに来ちゃうと


氷河があるので、一気にリスクが高くなります。


その点、ベルン州の山は地形も穏やかで、


牧草地がメインなので、コースを選べば、雪崩のリスクも低い、と言うのが実際。


まあ、ルートファインディグには勘も必要ですけどね、


これだけのバックカントリーを滑ることが出来る割には、


割と手軽に来れちゃうかな、というのがスイスの山遊びの良いところでございます。



まあ、とにかくしっかり遊びました~。


YOSHI








パターン

夜降って

朝晴れる。

ヨーロッパのいつものパターンですね。






Yoshi

SKILINE


皆さん

こんにちは。

今日も、どこかで楽しく滑っていらっしゃるでしょうか。

もう数年前から欧州中、世界中に設置されているシステムですが、
SKILINEのご紹介です。

グリンデルワルトでは各エリアに写真ポイントや動画ポイントがあり、
インターネット上でスキーパスの番号と自信の情報を入力、登録すると、
スキー場で撮った写真や映像が自宅でインターネットからダウンロード出来ちゃったりします。

備え付けのカメラにスキーパスをかざすと自動的にタイマーで写真を撮ってくれます。

↓ こんな感じ。

SKILINEphoto


で、グリンデルワルトだとフィルストのゴンドラ頂上駅にマシンがありまして、


SKILINE


スキーパスをかざすと、それまでに滑ったデータを表示してくれます。


おまけに


SKILINE print


データはプリントまでしてくれちゃう親切さ!


スキーパスを購入したら、
電子カードを返却してデポジットを受け取る前に、
自分の滑走距離や標高差を確かめてみるのも面白いかも。


けっこう、こっちの若者たちはこれで遊んでますね。


私たちもなんだかんだで便利に使わせてもらっております。


Yoshi


プロフィール

パウダーバーン

Author:パウダーバーン
"アルプスで最高のサービスを”
パウダーバーンはヨーロッパアルプス専門の旅行手配会社です。
スイスを中心にイタリア、ドイツ、オーストリア、フランスなどアルプス全域のリゾートをお取り扱いしています。
各地のホテルやバス手配、列車手配、ハイキングおよびスキーガイドを通してお客様に 『 アルプスで最高のサービス 』 を提供すべく日々活動しています。
ヨーロッパへのハイキング旅行、スキー旅行をお考えの方、ご質問、ご意見などお気軽にご連絡下さい。


Powder Byrne
Mülibach 3
CH-8852 Altendorf
Switzerland
e-mail: info@powderbyrne.ch

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