マッターホルンの十字架

雲ひとつない快晴が続くツェルマットです。

マッターホルンの頂上には十字架が立っています。
イタリア側からでないと見えませんので、イタリアから見上げたチェルヴィーノ(=マッターホルン)をご覧ください。

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分かりましたか?

分かりませんよね。。。

1500mある壁に対して、十字架はたかだか1~2mです。

それでは頂上の拡大をご覧ください。

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亀裂の左側に白い十字架が見えます。

肉眼でも見える日は見えますので、目を凝らしてみてくださいね。
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快晴の週末

今週末は大変好天に恵まれました。

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ツェルマットは深~い谷の奥にあるうえ、自動車で乗り入れることができない不便な場所なため、日帰りのスイス人客は他のスキー場に行くことが多いようですが、快晴となった今週末はツェルマットに宿をとって滑りに来た週末スキーヤーも多かったようです。

3000mを越えるゲレンデ、広大なエリア、雄大な眺め、おいしいゲレンデの食事、イタリアへの越境スキー、、、などなどツェルマットは国際的なリゾートというだけの魅力がいっぱいです。

チェルヴィーノ

ツェルマットからイタリアに越境スキーです。

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太陽の降り注ぐイタリアの広大なゲレンデが眼下に広がり、麓の街まで続く全長22kmの大滑走が待ち受けます。

ところで、この山のなまえは何でしょう?


「マッターホルン」

…ご名答!

と言いたいところですが、
正解は、チェルヴィーノ Cervino/Monte Cervinoです。

ここはイタリアですから、イタリア語名のチェルヴィーノと呼ぶことにしましょう。

マッターホルン Matterhornはドイツ語名。
ツェルマットのネタでは使い古されたひっかけ問題でした;;

なお、フランス語ではセルヴァン Le Cervin/Mont Cervinと呼ばれます。(ツェルマットの5つ星ホテルの名前になっていますよ。)
イタリア語の直訳ですが、中世のラテン語名Mons Silvanusからそれぞれ派生したので当然と言えます。

スイス・イタリア国境に位置し、ほど近いフランスからも望むことができるため、古くからそれぞれの言語で呼びならわされてきたのでしょう。ちょうどエヴェレストがチベット語でチョモランマ、ネパール語でサガルマータと呼ばれるように。

イタリア語・フランス語以外の言語では、英語でもスペイン語でもロシア語でも、マッターホルンとして知られています。
おなじみの、スイス側で見る美しい姿とともに、ドイツ語名が浸透したのでしょう。

マッターホルンが後ろ向きだったら、みんな今頃チェルヴィーノと呼んでいたことでしょうね。

ところで、有名な山でも、地元では単に「おやま」とか「~さん」とか、愛称で呼ばれていることが多いですよね。
マッターホルンにも、スイス側ではHoru/Hore、イタリア側ではGran Beccaという呼び方があります。

Horuとは、Hornというドイツ語の、ツェルマットを含むヴァリス州山岳地帯の方言。
Horeとは、Hornというドイツ語の、ツェルマットの村特有の方言。
スイスにはホルン(=角)がつく山が多いですが、ヴァリスの人々にとっては、ホルン=角といえば、マッターホルンなのですね。

Gran Beccaとは、スイス・フランス・イタリア国境地帯で話されるマイノリティ言語のフランコ・プロヴァンス語で、大きなお山、というような意味です。
イタリア側に下りてみると、山らしい山といったらチェルヴィーノがどかーんと聳えているだけ、納得です。

さて、肝心なマッターホルンやチェルヴィーノの名前の意味ですが…
ああ、これをしゃべり出すと日が暮れちゃうので、やめときましょう。。

それじゃあ麓まで22kmのロングラン、行ってきまーす!!

プロフィール

パウダーバーン

Author:パウダーバーン
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