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いざ!アレッチ氷河スキーツアー

グリンデルワルトのそばにある世界遺産アレッチ氷河。
この上をスキーで滑り降りることができるって知ってましたか?
まだ知らない人のためにアツシ、ミドリ、ツトムの3人がご紹介します!

<スキーツアーの準備をしよう!>
スキーツアーは使う道具が普通のスキーとは違うので、
前日にグリンデルワルトのレンタルショップに借りに行くことに。
かかとのあがるビンディングのついた、いわゆる歩くこともできる「山スキー」の板とブーツ。
そして歩くときの逆走防止のために、スキー板の裏に張り付けるシールをレンタル。
日本でも山スキーで歩いたことはあったけど、どこのショップでも簡単にレンタルできるのがすごい。
しかも種類も豊富だ。
ツトムが用意された板とは違った、お気に入りデザインの板を逆指名。
うーん、あつかま。。。いやいや自己主張ができる日本人。

<アレッチ氷河を大滑走 その前に>
当日、眠たい目で始発の登山列車に乗り込み集合場所のユングフラウヨッホに向かう。
列車のなかには意外にも家族連れや若いカップルなどたくさんのひと、ひと、ひと。
どうやらこの雪解けの時期にスキーツアーをするのはローカルの恒例行事らしい。
氷河への入口で地元の山岳ガイドと待ち合わせて装備の確認をする。
「ハーネスとビーコンは万が一のために必ず着用すること。」
そういうガイドの背中にはピッケルやザイルなどの冬山用の重装備が。
誰でも参加できるツアーには違いないがやはりここは厳しい大自然のど真ん中なのだ。
準備はオッケィ!


<いよいよ、アレッチ氷河大滑走>
準備を終えたら10人ほどの少人数のグループに分かれて出発。
かかとのビンディングがしっかりと留まっているのを確認して滑りだす。
中級者コースぐらいの斜度だがアイスバーン(当たり前だが)なので体が硬くなる。
なおかつ前日に滑った跡が凍りついて凸凹に!スキーに不慣れなアツシが真っ先に転倒する。
恥ずかしげにまわりを見渡すとそこらに膝をついたスキーヤーが。
「ああ自分だけでなくてよかった。」
30分ほど左右に氷河を眺めながら滑っていく。
普段ゲレンデで滑っているのとは雰囲気がまったく違い、また新しいスキーの魅力を発見する。


<進め!アレッチ氷河>
しばらく滑るとだんだんと平坦な場所にでた。
ここは夏の氷河ハイキングで利用するコンコルディア小屋を見上げる平地。
ここからアレッチ氷河を離れて西へ歩いてレッチェン谷をめざす。
一旦スキーを脱いで、裏にシールをはりつけて、いざ出発。
そこそこの急勾配でもシールのおかげで逆走せずスムーズに歩くことができる。
今日は風もなく歩きやすい。
ガイドの後について調子よく歩いて行く。
歩いて行く。。。歩いて。。。休みがない!
もうお昼になるんですが、食事休憩もなしですか?!
空腹と疲労のためミドリがだんだんと遅れだす。
がんばれ!ミドリ~!
氷の丘を越えろ!


<レッチェンの谷を下って>
ずっと続いていた登りが途切れ眼下にゆったりと下る谷が広がっていた。
ここを麓のバラテン村まで下りて行くのだが、すぐ脇には氷塊やクレバスが。
しかし勾配はさほどなく、日当たりもよいので斜面が柔らかく滑りやすい。
美しい景色を眺めながらのスキーで、登り疲れた体も心もリフレッシュ!
一気に麓まで滑りおりて行きました。
氷の上でスキー

いつものリフトで上がったり下がったりのスキーではなくどこかへ行くためのスキー。
これまでとは一味違う達成感があるスキーツアーにあなたも参加してみませんか?


アツシ
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Author:パウダーバーン
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パウダーバーンはヨーロッパアルプス専門の旅行手配会社です。
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